動画編集 仕事のモラル

こんにちは、大塚遼太郎です。

昨今の自動車や宝塚、テレビ業界のニュースを見ていると

閉じたコミュニティ内にいるとコンプライアンス意識が下がると分かります。

 

ジャニーズ事務所を起用していた企業やTVが

性加害を知らなかった、噂でしか聞いたことがない

というコメントがありましたが、

自社のコマーシャルに起用するタレントの会社を調べずに社内稟議が通ると思えません。

 

動画編集業界の話をすると、先日Twitterで納期遅れを謝罪するメッセージがスクショで晒しあげられていました。

ディレクターと名乗る人物が外注先の動画編集者との個人ラインを公に発信することで

低い管理能力と非常識を発信してしまいました。

 

動画編集業界でよく聞くモラルの低い行動は

 ・仕事を横流しにしてマージンを取るだけのディレクター 

 ・連絡なしで仕事を辞め連絡が取れなくなる動画編集者

 ・動画編集者募集という名目で仕事を依頼し、蓋を開ければ動画編集スクールの勧誘

 ・テスト案件という名目で1本100円で単純な作業を依頼し,実態は1回限りの使い捨て   動画編集労働

 

目先の利益のみ見ていると思います。

ジャニーズ事務所も長い間存続していましたが、問題が大きくなってからあっという間に無くなりました。

 

動画編集業界でよく『即レス』というワードを聞きますが、最近行き過ぎた

即レス要求を見つけました。

クラウドソーシングサービスでディレクターが動画編集者を募集しており、募集要項に

・1時間以内の返信ができる方

と書いてあるのを見つけました。

そういう意気込みのある人が来てほしいということなんでしょうか。

フリーランスなので決まった就業時間はないですし、1日中気が張って大変そうです。

報酬の設定も、もちろん低かったです。(最低賃金以下)

当然それに合意する人だけが応募するので、要求することが悪いわけではないですが

長く続かないと思います。